類似石 (1)

<類似石の鑑別・アンダリュサイト>



ホンマモンとかニセモンとかではなく
天然石同士で似ている宝石を“類似石”といいます。
見た目は似ていても性格まではそっくりではありません。
それは人間も同じです。
どんな時にどんな行動をするかでわかってしまいます。
でもそれは、その人の性格を知っているからわかります。

<アンダリュサイトの鑑別方法>



ここに2つのよく似た宝石があります。
このままでは何かわかりません。


でも多分この色の宝石は、あの宝石だろうなと想像がつきます。
そこでその宝石の性質を利用してみます。
偏光レンズを90°回してあげると
ほらほら・・・
右側の宝石は真っ赤になりました。

右の宝石はアンダリュサイトです。
アンダリュサイトは多色性が顕著な宝石なので、
偏光板を90°回転することにより色が変わります。


でしゃばりなあの人も偏光レンズを90°回して見ると・・・
以外と、真っ赤になる恥かしがり屋さんかも知れません。





<トルマリンにも・・・>



トルマリンにもよく似た宝石があります。
色がそっくりだとこちらの方が鑑別は難しいかもしれません。
なぜなら、
トルマリンも多色性が顕著な宝石だからです。
色の変わり方がアンダリュサイトと同じなので厄介です。


トルマリンとアンダリュサイトは屈折率も近いので
微妙な複屈折率の差が決め手となります。
このようなトルマリンは市場でが余り見かけませんが
このようなトルマリンがあることは覚えておいて下さい。